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<title>吹きガラス作家camy(上橋由佳)のブログ</title>
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<description>camy キャミイ の日記と詩</description>
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<title>大引越３</title>
<description> 11月1日(日)新居にて宴もたけなわのところで手に汗握るポエム大会。脳がズブズブのわたしは字を書くことで精一杯。グランプリには輝けなかった。ここでひとつ本人の承諾を得ず紹介。お題 アリ 旅でも読み直してみるとやっぱやめといたほうがいい気がしたからやんぺ。その後皆がエコだね。と連呼する事になる。夫婦は車で寝ると言うので、カレー屋とガールと家具職人と就寝。ていうか早く寝過ぎて皆がどないな感じやったかは謎。朝
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<![CDATA[ <img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064851.jpg" alt="20091119064851" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064849.jpg" alt="20091119064849" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064846.jpg" alt="20091119064846" align="left" border="0"><br clear="all">11月1日(日)<br />新居にて<br /><br /><br />宴もたけなわのところで手に汗握るポエム大会。<br /><br />脳がズブズブのわたしは字を書くことで精一杯。グランプリには輝けなかった。<br /><br />ここでひとつ本人の承諾を得ず紹介。<br /><br />お題 アリ 旅<br /><br />でも読み直してみるとやっぱやめといたほうがいい気がしたからやんぺ。<br />その後皆が<br /><br />エコだね。<br /><br />と連呼する事になる。<br /><br />夫婦は車で寝ると言うので、カレー屋とガールと家具職人と就寝。<br />ていうか早く寝過ぎて皆がどないな感じやったかは謎。<br /><br />朝方まだ日が昇る前、目が覚めた。<br />天井茶色！<br />と思った。<br /><br />朝焼けを窓から眺める。<br />友と駆け抜けた時間の中、一人ぼんやり思う。<br /><br />こんなに大変な事をニコニコと笑顔で共に戦ってくれた人達にわたしは何をすればよいのだろう。<br /><br />昨日皆の前で嫁が引っ越し祝いをくれた。<br />手編みのくつしたと葛根湯。手紙を読んだ時、泣きそうになった。風邪ひくなってさ。くつした、はかなくても暖かくってぽかぽかした。<br /><br />家具職人はシェルフをくれた。きゃみさん、この棚に自分の作品並べて、作品と自分を磨いてねと。<br />気が引き締まったし、でもとても優しかった。<br /><br />どうしてみんなこんなにも優しくて暖かいのだろう。<br /><br />わたしは皆に凛としているところを見せなきゃいけないな、頑張らなきゃいけないな、でも、皆頑張りすぎんなってきっと言うな。<br /><br />ただ、泣けてきて、ていうか鼻水が鼻炎で出てきてどうしようにも寝れないので、つたない朝飯を作った。<br /><br />ガールは味噌汁が優しい味がしたよと後に言った。<br />いい朝だった。<br /><br />家具職人が二番目に起き、朝飯を写メで撮ってどこぞに出発して行った。だな。いい朝だもんな。<br /><br />ガールも起き、嫁が朝飯を作りにやって来た。そうとは知らずもう作ってしまったや。<br /><br />旦那も来て、寝坊助カレー屋も席に着いた。<br /><br />わたしは飯を食べるのに時間がかかった。<br />こうやって慌ただしい朝を世の母達は毎朝迎えているのかと思うと仰天する。<br />母は強いな。<br /><br />間髪置かず、例の10ヶ口が届く。<br />当たり前のように素早く旦那が郵便局員を手伝う。<br />ほんま出来た人やなあ、思ったら皆が部屋でスペースを空けて待ち構えてくれているし、ナイスとしか言われへん。<br /><br />荷物にはカレー屋とガールの歯ブラシもしっかりあったので早速役立って良かった。<br /><br />嫁と旦那は江ノ電に乗り江ノ島へ、ガールは甘いものを求め散歩へ、カレー屋は今日も出勤。カレー屋に清算と未清算の話をする。<br /><br />しばらく家に一人。<br /><br />ああ、もうすぐ寂しくなるな、絶対なるよな、そら絶対やで、と、ゴロ寝する。<br /><br />ガールが帰ってきて珈琲を煎れて飲む。<br />この娘とは何杯一緒に珈琲を飲んだんだろうね。落ち着くね。<br /><br />夫婦が帰って来て蛸センをもらう。とても美味しいけど、マジで蛸を押し潰しているらしい。人間とは何たるエゴイスト。<br /><br />またあの四人で藤沢のビックカメラへ出発。<br /><br />車内が広々としており、無駄に足などを組んでみたりして、ひろびろ～と楽しんだ。<br /><br />ビックカメラで一番コンパクトな全自動洗濯機を購入。サイズは嫁が設置スペースを測ってくれていたからバッチシ。<br /><br />オマケちょうだいって言ったら植物の種がもらえた。種て！たねやん！<br /><br />そして時計の欲しいわたしは時計売り場へ。電波時計にやっぱり皆がお手上げ状態。<br />なんであんなにイケてないのか、電波達よ、デジタルたちよ、もうちょっと頑張れよ。<br /><br />その後、確実に煙草の吸えそうな、中華料理屋へ。<br /><br />店員のおばさん(おばはん)がどえらい威勢がよく、その威勢に負けじと三人は箸を、一人はレンゲを掴む。<br />麻婆丼が一番旨し。やったな。<br /><br />そこで昨夜のリトル猥談をされる。わたしはサンマラーメンだかなんだかの熱も加わり額に汗。<br />思わず帽子を脱ぐ。<br /><br />藤沢の難解なターミナルを、なにわナンバーは幅を効かし、抜け、我が家へ。<br /><br />家の前でお別れ。<br />嫁と抱き合い、ガールと抱き合い、旦那とはニッポンジンダカラカルハズミニダンジョハハグナイヨってことで熱い握手。<br />ガールが白い封筒を差し出した。<br /><br />身体から変な音が出た。<br />目をギッと閉じていないとアレがコボれるので、ギッと閉じていたがスパイク君のトランクが閉まるそばにいたので反射的に気配を感じ目を開けた。大丈夫だった。アレはコボれんかった。<br /><br />スパイク君にありがとうねと、礼を言った。<br />本当に重かったね。<br />皆を無事に家に届けてね。と思いを込めた。<br /><br />旦那は、しきりに頑張れよと言った。<br /><br />車が遠ざかっていった。<br /><br />家に入った。<br />一人だけど、この部屋は暖かかった。もちろん日当たり良好なわけ。でもそれだけじゃないわけ。<br /><br />急に眠気が襲う。<br /><br />眠る前にガールの手紙を読む。<br /><br />アレがばたばた落ちた。あいつはほんまにガールフレンドやと思った。<br /><br />安らかな眠りに落ちた。<br /><br />わたしの家はここになった。 ]]>
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<dc:date>2009-11-19T06:48:53+09:00</dc:date>
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<title>大引越２</title>
<description> いつの間にやら10月31日(土)高速道路後部席(もはや席ではない)とは会話が出来ぬくらい荷物でこもっているので前の三人がトーク。ラブホテルを見つけたら屋号を宣言！帽子屋旦那は奈良人であった。じもトークに花。エンペラー！ビバリーヒルズの白い家！ぎゃははと旦那と大笑い。ガール！ガム！キャミ！皮！ありったけの微力で旦那を応援。ヨゥヨゥ新名阪だヨゥとラップもかます。だからさあ、なんでジャンクションとかカタカナ使う
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<![CDATA[ <img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064822.jpg" alt="20091119064822" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064820.jpg" alt="20091119064820" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064818.jpg" alt="20091119064818" align="left" border="0"><br clear="all">いつの間にやら<br />10月31日(土)<br />高速道路<br /><br /><br />後部席(もはや席ではない)とは会話が出来ぬくらい荷物でこもっているので前の三人がトーク。<br /><br />ラブホテルを見つけたら屋号を宣言！<br /><br />帽子屋旦那は奈良人であった。じもトークに花。<br />エンペラー！<br />ビバリーヒルズの白い家！<br />ぎゃははと旦那と大笑い。<br /><br />ガール！ガム！<br />キャミ！皮！<br /><br />ありったけの微力で旦那を応援。<br /><br />ヨゥヨゥ新名阪だヨゥ<br />とラップもかます。<br /><br />だからさあ、なんでジャンクションとかカタカナ使うん。分岐でええやん、わかりにくい。<br /><br />サービスエリアの案内板。ティーカップマークだけんとこはアカンで、絶対しょぼい、つーかガソリンやばいな、ないんかよガスマーク、やばいってこのまま行ったら、で、激熱発見マーク乱立、ティーカップ、男子女子マーク、ガス、フォークナイフ！<br />いぇいフォーク！<br />と、デスメタルバンドの様に手の甲を前に向け両手の三つ指立ててギャアすか叫ぶ。<br /><br />なあ、でもさ、ｉマークは何なのさ。<br /><br />わたしとガールは旦那に尋ねる。ねえ、旦那さん、アイってなあに？<br /><br />ん～アイかあ。<br />何やろなあ。<br />あれかなあ。<br /><br />後に嫁と旦那を発見したのは愛のあるカウンター。インフォメーション。<br />やっぱり旦那は当たってた。旦那に私達はアイを教えてもらったね。<br /><br />フォークマークで腹ごしらえ。<br /><br />わたし野菜丼、ガール山菜そば、嫁天津丼、旦那ラーメンチャーハン。<br /><br />ＳＡの割に美味であった。だからＳＡとかもわかりにくいって。<br /><br />熱かった浜名湖ＳＡ。<br />なんかここ見覚えあんねんな。昼でさ、湖が見えててさ、ラヴァーズサンクチュアリでさ…<br />ガールがわたしのあの思い出をなぜか的中させ、わなわな。<br /><br />浜名湖にはマルボロの新商品が売っていた。<br />マルボロホワイトゴールド。最近煙草色の名がよくついているのな。<br /><br />次の激熱は富士川ＳＡ。明け方、ガールが、あれ！あれってさあ！と空指すは、富士。日本一の山。<br />朝の冷えた空気にそびえ立つ青と白の山。<br />皆が手を合わせ拝む。<br />あの山は本当に美しい。そら富嶽三十六景やでとやいの、やいの、言う。<br />朝方一番眠気でぼんやりするころ鮎沢ＰＡにて運転手仮眠。<br /><br />皆とはぐれ、遠くの喫煙所で遭難する。<br />なんでみんな来んねやろ。(四人とも喫煙者)待てども皆来ない。<br />一人ぽつんと考える。<br />ああ、思いが駆け巡る。<br />少し、泣いた。<br /><br />一人になりたかったんやな。ちょっとだけね。<br /><br />戻ると嫁とガールが建物前で出迎える。<br /><br />きゃみちゃんどこ行っとったん。寒いやろうに！という目の前に喫煙所。<br />な～んやこんな近くにあったんや～間違ってすっごい向こうの吸うとこ行ってたわあ！<br />と、気づかれぬよう涙を拭う。<br /><br />屋内のカウンター席でわたし、ダウン。帽子を後ろ向きにかぶり仮眠。<br /><br />隣でガールが嫁に身の上話をし、怒りのドラムを叩くので、わたしはガールにタンタンしない！タンタンて！て怒る。<br /><br />そこから下道まではもうすぐ。<br /><br />そこでわたしは男前の険しい顔で提案する。<br /><br />このまま下道行ったらポリスが居る可能性がある。後ろの荷物を助手席に移せるもんは移して後ろ二人前二人に無理やり出来んかなと。<br /><br />で、荷物を移し、ガールとわたしが後ろに乗り込む。二人とも寝転び、ベスポジを探す。なかなか苦しかったね。ね、ガール。<br /><br />高速降りたすぐのコンビニ。めちゃめちゃ寒いけど晴れていた。田畑一面に広がり朝焼けがペールトーンの水色とピンク。ここの誰が身につけても似合わん色しとんなあ～。なんて話をしていたが、わたしはこの色でガラスを作ったんだよと、内緒にしておいた。<br /><br />ここでもう一人の協力者に電話をする。彼の名は家具職人福田陽平。<br /><br />今海なんだよね～、波乗ろうかどうか迷っててさ～。<br /><br />彼にはあらかじめサーフボードや荷物を幾つか運んでおいてもらっていて、現地で合流するという次第。<br /><br />親にサーフボードがバレなくて何より。<br />ほんま何しに行くねんて言われるもんな。<br /><br />帽子屋嫁と新居に向かい、バルサンを焚きにいくが痛恨の失敗。<br />思い切り毒ガスを吸い込み嫁とわたしはゲロを吐きそうなくらい生死をさ迷う。<br /><br />策を練る為新居近くのデニーズにて待機。家具職人と池袋に引っ越す家具職人の友とも合流。わたしと彼の引っ越しが被り、家具職人の車にあらゆる人の持ち物が詰め込まれていた。とりあえず、デニーズのいしいさんが劇的にかわいい。<br /><br />10時前、旦那と嫁がバルサンを手に入れる為デニーズを出る。瞬く間に新居に入り、焚いて帰ってきた。スピーディー。<br />この人ら…ほんまに出来る人やで、仕事が早い！<br />で、焚き終わるまで待機。<br />結局デニーズに４時間程居た。各々がモーニングやエンドレスカフェイン摂取を行った。嫁はビールを、ガールはガトーショコラを食べていた。わたしの頭は臭かった。早くお風呂に入りたい。<br /><br />新居前、大家と初顔合わせ。おじいちゃん、いい人、ゴミ袋もくれた。しかし、話長い。<br /><br />荷揚げは帽子屋と家具職人が目を見張る統率力でぐいぐい荷物を運ぶ。やっぱやるなあ、手作り市メンバー！<br /><br />家具職人の車の誘導はめちゃめちゃ格好良く、嫁とわたしは屋上からうっとりと眺めていた。<br /><br />押し入れ収納は天井近くまであり、上部に潜り込む旦那に気がつかずガールが戸を閉めるハプニングもありながら、一段落ついたところで池袋君が出発。熱い握手を交わす。<br /><br />三時に近い頃、エネルギーの切れたわたしが腹が減ったと朦朧としだす。<br />嫁とガールがエイコラ！と、飯の支度を始めてくれた。<br /><br />旦那には眠ってもらった。途中嫁にお布団に誘導してもらった。コロコロと馴れた感じが微笑ましかった。本当に素敵な二人。憧れの夫婦。<br /><br />家具職人はきゃみさんお願いっと、波に乗りに行った。非常にタフである。<br /><br />嫁とガールとわたしは近くのスーパーフジへ。<br />予想よりも品揃えよくリーズナブルなものからちょっとええ食材まであり、しかも深夜1時まで営業している。これは使えるぞ。<br /><br />帽子屋と家具職人は家から、お野菜まで持って来てくれていたし、コック長ガールはイエローカレーの準備をしていてくれたので、主に調味料や肉や酒を購入。<br /><br />帰宅し美味しい匂いが充満する中、一番風呂(シャワーやけどね)に入る。<br />旧式の給湯設備を皆に説明し、伝達し、皆を風呂に促す。<br /><br />家具職人が波乗りから帰って来て、家具職人が間借りしている家具を囲み、ユウゲが始まる。<br /><br />いざ乾杯！<br /><br />ガールのイエローカレーがすこぶる旨い。<br />ガールの持参した手作りハムはほっぺが落っこちるくらい旨い。<br />嫁の手作りドレッシングも旨い。と思たら、ささっと里芋の煮物を追加で作り、やっぱこの嫁やるなあとあんぐり見ていた。<br /><br />横浜近くに住むカレー屋兼イラストレーターｕｃｏも仕事上がりにやって来てやれ宴や宴。<br /><br />酔っ払ったわたしは家具職人のベンチに立ち上がり、はしゃぐのでガールに怒られた。<br /><br />後から聞くとすげー怒られてたらしい。<br />ここからぼんやり記憶が曖昧になる。 ]]>
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<title>大引越１</title>
<description> 引っ越し、観光がてらに車で荷物運んであげるよ～と言う、帽子を作り、雑貨屋を営んでいる夫妻の甘い言葉にどんどん甘え、結果ぐでんぐでんに甘えてしまうことになってしまった。忘れん坊は忘れぬうちに書いておこうと思う。きっと長くなると思う。10月30日(金)京都、リバーサイド荷造りしているときに嫌な予感がしてたんよね。荷物…多すぎる…。ぱっと見の感じでは大きな家具は電子ピアノくらい、あと、冷蔵庫にコンロ。洗濯機もな
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<![CDATA[ <img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064815.jpg" alt="20091119064815" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064812.jpg" alt="20091119064812" align="left" border="0"><br clear="all"><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/c/a/m/camylog/20091119064810.jpg" alt="20091119064810" align="left" border="0"><br clear="all">引っ越し、観光がてらに車で荷物運んであげるよ～と言う、帽子を作り、雑貨屋を営んでいる夫妻の甘い言葉にどんどん甘え、結果ぐでんぐでんに甘えてしまうことになってしまった。<br /><br />忘れん坊は忘れぬうちに書いておこうと思う。きっと長くなると思う。<br /><br />10月30日(金)<br />京都、リバーサイド<br /><br />荷造りしているときに嫌な予感がしてたんよね。荷物…多すぎる…。<br />ぱっと見の感じでは大きな家具は電子ピアノくらい、あと、冷蔵庫にコンロ。洗濯機もないし余裕、余裕。なんてかましてた少し前。<br />いざ荷造り始めると、増える増える箱！箱！箱！<br />いつものローソンにダンボール箱をもらいに通う日々。<br />眉間にシワを寄せ、何箱ご入り用ですかという店員に苦笑い。三つ指立てて、さ、さんぱこくらい…。を繰り返す。<br /><br />ぼちぼち皆が集まりだす。トップバッターはご存知(か？)わたしのかわいいガールフレンド。<br /><br />なあなあ、冷蔵庫の中さあ、けっこう空にしてんけどこれどうしよ。<br /><br />丸大の徳用ハムワンパック。<br /><br />食べる？とわたし。<br />いらん～とガール。<br /><br />あーこれもあったわ。<br />わたしはボトルを掴む。赤ワイン飲みかけ、三分のニも残っている。<br /><br />どうしよ、捨てよか、いや、ん～。<br /><br />で、紙コップもあることやし一杯だけ飲も飲も。皆来るまでまだ時間あるしちょっとだけ…<br />あ、ハムもあるで、ん～美味い。合うなあ～てんで、ぐいぐい空くボトル。<br />ペロリとハムワインを消化。<br /><br />あたしら酒好っきゃな～。<br /><br />これよく聞くフレーズ。<br /><br />お掃除部隊若草嬢到着。すかさずお掃除頼むが、暑い。ワイン効果で暑い。<br /><br />ベガスもベガスに乗って到着。ガールとベガスがいつの間にか冷蔵庫を三階から一階に運び下ろす。すでに汗だく。<br />後に聞くとガールは、こけそうになったと言う。無事でよかった。<br /><br />とりあえず廊下に物を出し管理会社の人が部屋の点検にやって来た。<br />問題ないですね。<br />そですか、じゃ、これカギ。と、この部屋の主を降りる。<br />まだしばらくこの部屋の点検しますんで焦らずゆっくり荷物運んで下さいねとにこやかに彼は言った。<br /><br />皆が運ぶ中、父から電話。今車で向かっているが道がわからんとのこと。<br />ああやっぱ来るんやん、お騒がせやのう父は。<br /><br />京都南部に住む両親は、揃って帽子屋夫婦に挨拶に顔出すと言っていたのに昨夜父がごねだした。きっと泣いてしまうから俺は行かんと。<br /><br />うん、こういうこと言い出すんよね、九州男児は頑固で不器用。<br /><br />でもやって来た。やっぱ来た。しかし道がわからない。<br /><br />今どこにいんのよ、え？上賀茂神社？ちゃうでちゃうでのカモ違い。<br /><br />しかし無事到着。<br /><br />帽子屋夫婦は道が混んでいたりしてまだ着かないので一旦休憩。<br /><br />瓜二つの母とマンションの階段に腰掛け写真を撮ってもらう。<br /><br />あまりない光景。<br /><br />孫でも産まれりゃ撮りたくるんでしょけどね。まだまだないな、そりゃないわ。<br /><br />颯爽とスパイク君登場！<br />絶対全部乗らん！<br /><br />しかもガールも同行するので人間が４人ここに乗るとなると…いやムリっしょ。<br /><br />よし。ローソンでもらってきた箱はローソンで宅急便で送りましょう。１０ヶ口。<br /><br />送り状を書くわたし、ガール、若草。<br />おうプロキャラーズここでもあの返品(？)作業。<br /><br />それを見てベカズは<br />ここだけ事務所っすね～とにやにやしていた。<br /><br />ローソンに持ち込み店員はマジでと焦り出す。<br />知ってる、荷物持って来るやつが面倒くさいの。しかも10ヶもなあ。<br />店員のユカリが話しかけてきた。以前苦笑いで箱をもらう時、引っ越しなんですよと話しかけた子。<br />お仕事ですか？<br />いや仕事じゃなくまあバイトなんですけどね。<br />宛先を見たユカリは言った。<br />わたしも藤沢出身なんです。しかもわたしのユカリのユカはあなたの由佳と同じ！<br /><br />わあ！そうなの！<br /><br />仕事のできるユカリ、最後におしゃべりできてうれしい。<br /><br />そんな中テトリスの様にスパイク君にほいこらと積み込む帽子屋夫婦。<br />先陣を切ってものを詰める嫁に父は<br />やるなあ。<br />と讃えたという。<br />彼はテトリス狂。<br />過去にロケットをばんばん飛ばした。<br /><br />やたらに多くていい働きっ振りを見せる友を見て父と母はにんまりしていた。<br /><br />そうなんすよ、わたし恵まれちゃって幸せもんなんすよ。<br /><br />安心した父は皆にコーラやダイエットコーラ等の飲料を与え到着後の宴会費を与えもう帰るわと出発を前に帰って行った。きっと安心したのだろう。それとも泣いちゃうからかい？<br /><br />一段落ついた出発組は旅を前にローソン前で腹ごしらえ。そう、一番悪いことはお腹が減っていることと栄おばあちゃんは言っていたね。<br />チャーハン味の握り飯旨かった。<br /><br />京都のベガスは運転手大阪帽子屋旦那に道を説明。ふむふむ。わたしは何も調べていなかった、反省。<br /><br />若草に愛車フロマージュを嫁入りさせた。<br />三段変速はこうやってね、電気はこうつけるのよ。はい、ボーハン登録とカギ。<br />カギにはネバーランドのロッカーのカギに付けていたサーフズアップのペンギン、コディを付けておいた。<br /><br />今までこの娘はずっと見てきたね。<br />朝必死にペダルを踏み爆走するわたし。<br />鴨川、加茂川、高野川。<br />後ろに乗った愛する人達、愛した人達。<br />疲れきっていちばん軽いにしてへなちょこにこぐわたし。<br />夜の帰り道泣き崩れたわたし。<br />何度も一緒に渡った橋、見上げた月の形。<br />みんな君は見ていたね。今までわたしを前に進ませてくれてありがとう。でも君を連れて行けない。<br />潮風で錆びて欲しくはないからね。<br />海を見せてあげたかったけど。<br /><br />さ、出発！<br /><br />しかし人間はどこに乗るの？助手席にはわたしとガールが皇室座りで無理やり乗り込み、帽子屋嫁は冷蔵庫とルーフのわずかな隙間にするするとねぐらに帰って行く小熊の様に身をひそめる。<br />ポリスに見つかったら捕まるな。こりゃ。<br /><br />いざ行かん神奈川へ。<br /><br />ベガスと若草とスパイク君の窓からお別れ。<br /><br />じゃあね、ありがとうね。<br />もうなかなか会わんかな、へへ。<br /><br />にやついたわたしの横でガールが涙ぐんでいる。<br />いやいや君と違うがな。<br />ありがとうリバーサイド、ありがとうローソン。さいなら糺の森。また みくじ 引きに来るわ。<br /><br />愛しのモスキート最後まで会えなかったね。夏になる頃迷いこんで来たりしてね。<br /><br />進むよ進む。<br />半分の月が照らす中を。<br />高速道路、あの旅を思い出すね。ね、ガール。 ]]>
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<title>鳴き声</title>
<description> ここは風がとても強くて遠くの方で大きないきものがごうごうごうと毎晩鳴いているわたしは毛布を被ってちぢこまっている
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<![CDATA[ ここは風がとても強くて<br />遠くの方で<br />大きないきものが<br />ごうごうごうと<br />毎晩鳴いている<br />わたしは毛布を被って<br />ちぢこまっている ]]>
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<title>記憶しておくこと</title>
<description> わすれんぼうはデジタルカメラで記憶今日は全ての画像をスライドショーほらもう忘れかけているこの大きな出来事は撮影の余裕などなくしかし絶対に忘れてはならぬこと頭の画像を投影したい絶対に絶対に忘れたくない家族のような人達のこと本当に優しくてタフな人達のこと
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<![CDATA[ <img src="http://blog-imgs-12.fc2.com/c/a/m/camylog/20091102022201.jpg" alt="20091102022201" align="left" border="0"><br clear="all">わすれんぼうは<br />デジタルカメラで記憶<br />今日は全ての画像をスライドショー<br />ほらもう忘れかけている<br />この大きな出来事は<br />撮影の余裕などなく<br />しかし絶対に忘れてはならぬこと<br />頭の画像を投影したい<br />絶対に絶対に忘れたくない<br />家族のような人達のこと<br /><br />本当に優しくてタフな人達のこと ]]>
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